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運送
株式会社オール・ワン
人事評価制度は、スタッフへのプレゼント。 基準・目標を明確にし、全員でさらなる事業成長を目指す
株式会社オール・ワン 山本様 x OGS上席コンサルタント 深石
大阪市を拠点とし、精密機器・医薬品の輸送・配送を行う株式会社オール・ワン様。
スタッフ様に感謝の気持ちを込め、人事評価制度の導入を決意した山本社長様に
OGSを選んだ理由や導入後の本音をお伺いしました。
はじめに、OGSにご依頼頂いた背景・理由を教えてください。
山本様:
弊社は、一般貨物自動車運送事業をメインにしており、
現在、ISO39001 ※1 (道路交通安全マネジメント) の認証取得を目指しています。
ISO39001は、交通事故を防ぎ、輸送品質の向上させるルールブック(基準)であり、
取得に向けたこのタイミングで、会社の基準(人事評価制度)も作ろうと考えました。
※1 全世界から、交通事故による死者、重傷者を減らし、
根絶するため、組織が取り組むべき基本的要求事項を定めた道路交通安全マネジメントシステムに関する国際規格。
深石:
人事評価制度を設計〜運用するからこそ、事業成⻑の仕組み化を実現することができ、
その結果として、スタッフ様と共に組織の目的・目標を体現することができます。
そして、仕組み化するためには、基準(モノサシ)づくりが必要です。
山本様:
曖昧さをなくすのがポイントですね。
明確な基準がなく、評価者の感覚で評価してしまうと、スタッフは不信感や不満を抱きますし、モチベーションを下げる可能性があります。
しっかりとした基準に従って、組織運営をすることが事業成長につながると思いました。
また、目標が明確でなければ、スタッフはどこに向かっていいかわからないですしね。
OGSを導入した決め手を教えてください。
山本様:
比較検討として他社のお話をお伺いしましたが、OGSの人事評価制度コンサルティングは、「シンプル」で設計しやすく、どんな目標でも「定量的」に設計できる点、そして、トレーニング形式でコンサルティングしてもらえるため、私自身が人事評価制度の仕組みを理解できれば、自社でブラッシュアップがしやすいのではないかという期待からOGSを選びました。
深石:そう言っていただけて嬉しい限りです。
コンサルタントとして最も重要な使命は、支援先の企業を「自走化」へ導くことだとOGSでは考えています。
人事評価制度の設計をコンサル会社に丸投げで依頼したいという企業様も中にはいらっしゃいますが、経営者や幹部の方々が人事評価制度の構造を理解しないと、結局、実運用で失敗してしまうことが多いため、トレーニング形式を採用しています。
山本様:
自分の手で評価の仕組みを設計して、会社が少しずつよくなるのが実感できて非常に嬉しかったです。まず、私が評価の原理原則を理解した上で、スタッフに人事評価制度を導入する意図・意味や評価基準の説明ができないと、現場が不信感を抱くと思いますし、「会社を良くしたい」という想いが伝わらないですね。
OGSの人事評価制度を導入後、どのような変化がありましたか?
山本様:
売上が前年比で1.2倍になりました!
私(会社)が現場に求めていることが明確となり、「目標に対して、達成したい。」というスタッフの意欲がより見えるようになりました。
また、定量的な評価項目を設定することで、スタッフもどの業務を優先すればいいのかが明確になりましたし、その結果として業績アップに繋がったのだと思います。
深石:早速業績アップに繋がったのは素晴らしいです!
目標が不明確だと人間の集中力は高まりませんし、目指すべきもの、つまり「ゴール」がわかると、組織の一員である当事者意識も高まります。その結果、顧客への提供価値の最大化を考え、能動的に行動できると思います。
研修やコンサルティングを通じて感じたOGSの魅力について教えてください。
山本様:
OGSが推奨している「循環型経営」※2 は魅力的でした。
水やお金や血液も、循環せずに一つのところにとどまると腐ってしまいますし、循環するからこそ、正しく機能すると思います。
同様に組織でもトップダウン・ボトムアップのどちらか一方だけでは組織が正しく機能しなくなると思います。
※2 循環型経営…現場の意見や要望、アイディアや情報を、責任者などの意思決定機関に吸い上げる仕組みを導入することで、
トップダウンとボトムアップが循環し、ミスジャッジやミスリードを防ぎ、組織が適正化することで事業成長へ導くOGS独自の経営手法。
深石:私も過去に、経営側と現場側での意思疎通に隔たりがあることで、組織が機能しないケースをたくさん見てきました。
事業成長したい想いは経営も現場も同じはずなのに、機能不全に陥ってしまっているこの状況を避けるためには、現場の意見をしっかりと吸い上げて、それを経営判断や意思決定に繋げていく仕組みが必須です。
山本様:
私が気づかない現場の視点は絶対にありますから、
現場の声を吸い上げて、人事評価制度に反映できるところがいいですね。また、OGSのトレーニングで人事評価制度の原理原則を理解できるので、時代や会社の方針の変化に伴って、自分自身で評価制度をブラッシュアップできることが他社とは違うOGSの「強み」だと思いました。
OGSのコンサルティングはどのような人に勧められると思いますか?
山本様:
人事評価制度の構築や見直しを先送りにしようかなと悩んでいる経営者全員ですね。
大前提として、スタッフがいないと組織は成り立たないですし、皆んなが私たち経営者の「夢」を叶えようとしてくれているわけです。
であるならば、彼らの目指すべき未来や道を明確にしてあげることは経営者として当然の責務だと考えています。
深石:組織が目指すべきものを明確にすることで、成長スピードは大きく変わりますよね。
成長に向けた仕組みづくりは、スタッフ様のためということですね。本当にその通りだと私も思います。
山本様:
人事評価制度を設計することは、スタッフへのプレゼントだと思っています。働きやすい環境作り、頑張りたいと思える評価の仕組みや文化作りは、経営者の重要な仕事です。
大事なスタッフと共に成長していきたい想いがあるのであれば、人事評価制度は必ず作るべきだと思っています。
深石:本日は長時間ありがとうございました!
組織において一番大切な内部資源は「人財」であり、事業や組織の目的を体現するためには、人事評価制度が必須です。
ルールや基準づくりに課題を感じている方は、ぜひ人事評価制度を見直していただきたいと思います。