人事管理課題とは?現代の企業が抱える5つの課題と解決策・成功事例を解説

 

自社の人材が定着せず、採用にも苦戦して人事管理課題で悩んでいる方に向けて、解決のヒントを解説いたします。この記事では、現代の企業が直面している主要な人事課題と、実践的な解決策を詳しく紹介します。

 

読み終わると、自社が優先して取り組むべき施策が明確になり、組織改善に向けた具体的なアクションを検討できるようになります。

 

 

 

人事管理課題とは?現代企業が直面する背景

人事管理が難しくなった背景には、企業を取り巻く環境そのものの変化があるとされます。かつての人事管理は、一定の労働力を前提とした画一的な仕組みで機能していました。

 

しかし現在は、労働市場の構造変化と従業員の価値観の多様化が同時に進行しており、従来の延長線上にある対応では立ち行かなくなっているという指摘もあります。まずは課題の根本にある二つの背景を整理しておきましょう。

 

変化の要因従来の人事管理環境現代の人事管理環境
労働市場の状況人材が豊富で買い手市場労働人口が減少し売り手市場
働き方のスタイル画一的な勤務時間とオフィス出社テレワークや時差出勤など多様化
従業員の価値観終身雇用と年功序列への期待キャリア自律と
ワークライフバランスの重視
人事部門の役割労務管理や給与計算などの定型業務経営に寄与する
戦略的な人材マネジメント

 

労働人口の減少と採用難

日本の生産年齢人口は減少を続けており、採用市場では人材確保が課題となっています。厚生労働省「一般職業紹介状況」によると、令和6年9月の有効求人倍率(季節調整値)は1.24倍でした。なお、より新しい公表値(令和6年12月分および令和6年平均)では、有効求人倍率はいずれも1.25倍となっています。

 

求職者が企業を選ぶ場面が増える中で、従来のような待ちの姿勢だけでは人材を集めにくくなる可能性があります。そのため、給与や福利厚生といった条件面だけでなく、企業のビジョンや働きがいを積極的に発信する必要があると考えられます。

 

自社の魅力を適切に伝えられない場合、採用競争で不利になってしまうことがあります。採用難を克服するためには、採用マーケティングの視点を取り入れ、ターゲット人材に合わせた訴求内容・発信チャネル・選考体験を設計することが有効とされます。

 

参考:一般職業紹介状況(令和6年9月分)について|厚生労働省

 

参考:一般職業紹介状況(令和6年12月分及び令和6年分)について|厚生労働省

 

働き方の多様化と価値観の変化

現代はテレワークやフレックスタイム制など、働く場所や時間に縛られない多様なスタイルが浸透しています。仕事とプライベートの調和を重視するワークライフバランスの考え方も、広く一般的になりました。終身雇用を前提としないキャリア観を持つ若手世代が増加しており、企業に対する期待も大きく変化していると考えられます。

 

このような価値観の多様化に対応できない企業は、従業員から選ばれにくくなるリスクがあります。画一的な労働条件を押し付けるのではなく、個々の事情に合わせた柔軟な制度設計が求められる傾向にあります。企業は従業員の多様なニーズを理解し、働きやすい環境を整備する努力が必要ですね。

 

 

 

企業が抱える主要な人事管理課題5選

背景を踏まえたうえで、現場ではどのような課題が具体的に生じているのでしょうか。採用から育成・評価・エンゲージメント、そして人事部門自身の運営まで、課題は組織の広い範囲に及んでいるとされます。

 

ここでは、多くの企業に共通する主要な人事管理課題を5つに整理して解説します。自社の状況と照らし合わせながら読み進めてみてください。

 

課題の分類人事課題の具体例組織に与える影響
人材の確保優秀な人材の採用難と早期離職現場の生産性低下と
採用コストの増大
人材の育成次世代リーダーや専門人材の不足事業成長の停滞と競争力の低下
評価の仕組み評価基準の曖昧さと
フィードバック不足
従業員の
モチベーション低下と不信感
組織の活性化エンゲージメントの低下と
社内連携の不足
チームワークの悪化と
イノベーションの阻害
業務の効率化人事部門の人手不足と
アナログな業務フロー
戦略的な業務へのリソース不足

 

1.優秀な人材の確保と定着

優秀な人材を確保し、長く定着してもらうことは、多くの企業にとって大きな課題となっています。入社後のフォローが手薄になると、早期離職を招き、多大な採用コストが無駄になってしまう可能性があります。従業員が会社に愛着を持ち、長く働きたいと思える環境を整えることが求められます。

 

定着率を向上させるためには、入社直後のオンボーディングを充実させることが効果的とされます。また、定期的な面談を通じて本人の悩みやキャリアの希望を汲み取り、適切な配置転換を行うことも一つの手と言えます。一人ひとりの適性を活かせる環境を提供することで、組織全体のパフォーマンス向上が期待できます。

2.次世代リーダーとDX人材の育成

環境変化の激しい現代において、組織を牽引する次世代リーダーや、デジタル変革を推進するDX人材の育成は急務とされます。日々の業務に追われていると、中長期的な視点に立った人材育成が後回しになりがちですよね。体系的な教育プログラムがない場合、将来の事業成長を担う人材の育成が進みにくくなることがあります。

 

育成の枠組みを作るためには、まず自社に必要なスキルや求められる行動を明確に定義することが推奨されます。このとき、人財要件をテクニカルスキル(業務遂行能力)とヒューマンスキル(対人関係能力)の2軸で整理すると、役職ごとの違いを描き分けやすくなるとされます。

 

テクニカルスキルは、プレイヤー層では職種特有の知識・実績や職種共通の行動が中心になる一方、マネジャー層では経営理念の発信〜浸透スキル、戦略策定〜伝達スキル、目標達成(目標設定〜管理)スキルが求められます。次世代リーダーの育成が進まない背景として、この違いが要件として言語化されておらず、成果を出したプレイヤーをそのまま登用してしまう点が挙げられるという指摘もあります。

 

ヒューマンスキルについては、経営理念に則しているか、人間性や人望があるかという観点を、コミュニケーション、チームワーク、ファシリテーション、ネゴシエーション、リーダーシップといった要素に分解しておくと扱いやすくなります。「主体性がある」といった抽象的な表現のままにせず、観察可能な行動レベルまで具体化しておくと、育成と評価の双方で運用しやすくなるとされます。

 

役職者には、自ら成果を出すことに加えて、管轄メンバーを動かしチームで成果を出すことが求められます。この前提を要件として明示しておくことが、育成の出発点になると考えられます。

 

そのうえで、オンライン研修や実践的なプロジェクトへのアサインなど、多様な学習機会を提供すると良いでしょう。継続的な学びの場を提供することが、従業員の成長意欲を刺激すると考えられます。

 

【関連記事】人材育成とは?目的から具体的な手法、成功のポイントまで解説-OGSコンサルティング株式会社

 

3.公平で納得感のある評価制度の構築

人事評価に対する不満は、従業員のモチベーションを下げ、離職につながる大きな要因になり得ます。評価基準が曖昧であったり、上司の主観に頼った評価になっていたりすると、従業員は不公平感を抱きやすくなります。自分がなぜその評価を受けたのか、明確な理由を知りたいと思うのは当然のことです。

 

納得感を高めるためには、目標設定の段階で期待する役割や成果を具体的にすり合わせることが大切とされます。このとき、本人がコントロールできない要素を評価項目に含めてしまうと、努力と結果が結びつかず、不信感につながりやすいという指摘もあります。

 

また、評価結果を伝えるだけでなく、今後の成長に向けた建設的なフィードバックを定期的に行うことが求められます。透明性の高い評価制度は、従業員と会社の信頼関係を深める基盤になると考えられます。

 

【関連記事】人事評価制度の作り方とは?社員が納得し成長する仕組みの構築方法を解説-OGSコンサルティング株式会社

 

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【実事例から学ぶ】パナソニック1万人リストラの真実とは!? 業績低迷と「差がつかない」評価制度の限界

 

4.従業員のエンゲージメント向上

エンゲージメントとは、従業員が会社の方針に共感し、自発的に貢献しようとする意欲のことを指します。テレワークの普及により対面でのコミュニケーションが減少し、組織への帰属意識が希薄になりやすい環境となっているとされます。エンゲージメントが低下すると、生産性の悪化や離職率の増加につながる恐れがあります。

 

この課題に対処するには、経営陣からのメッセージを定期的に発信し、会社のビジョンを共有することが有効と考えられます。また、従業員同士が感謝を伝え合う仕組みや、気軽に相談できるメンター制度などを導入し、社内のつながりを強化することも推奨されます。心理的安全性の高い職場づくりが、エンゲージメント向上の鍵になるとされます。

5.人事部門自身の業務過多とDX遅れ

人事部門は、給与計算や社会保険の手続きなど、煩雑でミスの許されない定型業務を数多く抱えています。紙の書類や表計算ソフトに頼った管理を続けていると、業務効率が上がりにくくなる傾向があります。結果として、人事部門が慢性的な人手不足に陥るケースもあります。

 

これでは、本来注力すべき採用戦略の立案や組織開発に時間を割くことができません。人事担当者がより付加価値の高い業務に専念するためには、業務のデジタル化が急務と言えます。

 

日常的な手続きを自動化し、データの入力や集計にかかる手間を削減することが第一歩です。人事部門自身が働き方を見直し、効率化を進めることが、会社全体の人事課題を解決する前提条件になると考えられます。

 

【関連記事】組織開発とは?人材開発との違いや具体的な手法・進め方をわかりやすく解説-OGSコンサルティング株式会社

 

 

 

人事管理課題を解決するための具体的なアプローチ

課題の全体像が見えてきたところで、次に重要なのは「では、何から手をつければよいか」という実践的な視点です。人事管理課題の解決には、精神論や個人の頑張りに頼るのではなく、仕組みとテクノロジーを組み合わせた体系的なアプローチが求められるとされます。

 

ここでは、現場で実践しやすい三つの方向性を紹介します。

 

解決アプローチ具体的な施策例期待される組織への効果
データの可視化パルスサーベイや
エンゲージメント調査の実施
潜在的な不満の早期発見と
的確な改善策の立案
働き方の柔軟化時差出勤制度や
テレワーク環境の整備
ワークライフバランスの向上と
離職率の低下
システムの導入クラウド型人事管理システムや
評価ツールの活用
業務効率の改善と
データに基づく人事施策の実現

 

人事データの可視化とサーベイ活用

人事課題を解決するためには、従業員の本音や組織の現状を客観的なデータとして把握することが重要とされます。感覚や経験だけに頼るのではなく、定期的なアンケートやパルスサーベイを実施して、組織の健康状態を可視化しましょう。短い頻度で簡単な質問に答えてもらう手法であれば、従業員の負担も少なく、状況を把握しやすくなります。

 

収集したデータは、部署ごとの傾向や離職のリスクを分析するために活用します。数値が低下している部門があれば、早期にヒアリングを行い、適切なフォローを入れることが可能となります。データに基づいた論理的なアプローチを行うことで、経営層に対しても説得力のある改善提案ができるようになると考えられます。

柔軟な働き方の導入とウェルビーイング支援

従業員の心身の健康と幸福度を示すウェルビーイングの向上は、持続可能な組織づくりに欠かせない要素とされます。育児や介護など、ライフステージの変化に直面した従業員が働き続けられるよう、多様な選択肢を用意することが大切です。テレワークやフレックスタイム制を導入することで、働きやすさの改善が期待できます。

 

また、メンタルヘルス不調を未然に防ぐための相談窓口の設置や、ストレスチェックの適切な運用も推奨されます。従業員が健康でいきいきと働ける環境が整っていれば、生産性の向上にもつながっていくでしょう。会社が従業員を大切にする姿勢を示すことが、定着率を高める推進力になると考えられます。

HRテクノロジーによるシステムの導入

膨大な人事業務を効率化し、データを戦略的に活用するためには、HRテクノロジーの導入が効果的とされます。クラウド型の人事システムを活用すれば、従業員の基本情報から評価履歴、スキルの保有状況までを一元管理できるようになります。これにより、必要な情報を必要なタイミングで引き出し、適切な人材配置の検討に役立てられます。

 

システムを導入することで、ペーパーレス化が進み、煩雑な書類のやり取りの負担を減らしやすくなります。空いた時間を人材育成の企画や、従業員との面談に充てることができれば、人事部門の付加価値は大きく向上しますよね。

 

ただし、システムはあくまで運用を支える手段です。評価基準や役割定義といった制度そのものが曖昧なままツールだけを導入しても、期待した効果が得られないケースもあるという指摘があります。順序としては、制度の設計と並行して検討することが望ましいと考えられます。

 

 

 

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【事例紹介シリーズ】不動産会社で起こった組織崩壊の真相とは?

 

人事管理課題を乗り越えた企業事例

ここでは、人事管理に関する課題を抱えながらも、評価制度の見直しや組織体制の改革によって改善に取り組んだ企業の事例をご紹介します。評価基準の不透明さや現場との意思疎通不足など、多くの企業に共通する悩みに対してどのようなアプローチで向き合ったのか、具体的な取り組み内容を見ていきましょう。

主観的な評価体制を刷新し売上1.5倍を実現した株式会社N&Lの取り組み

株式会社N&Lは、アウトソーシングサービスやリラクゼーション・整骨院、デイサービスなど多角的な事業を展開する企業です。導入前は、従業員自身が目標設定・評価を行い評価者に提出する目標管理制度を採用していましたが、設定される目標のレベルの低さや、会社の売上に直結する定量的な目標を掲げる人が少ないことに課題を感じていました。

 

さらに、従業員規模の拡大に伴い評価者の目が現場に届きにくくなり、二次評価が主観的になっていたことも問題だったといいます。こうした背景から、同社は自社にフィットした人事評価制度を模索し、現場の声を経営に反映させる「循環型経営」の考え方に共感してOGSコンサルティングの導入を決断しました。

 

導入後は、本社からの指示で動き方が明確になったことで、各自の役割や目標が具体化され、現場でも判断しやすくなりました。結果として、従業員が当事者意識を持って自主的に行動するようになり、リラクゼーション業態の売上が対前年比1.5倍に伸びるという成果が出ています。

 

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評価と成果の矛盾を解消し権限移譲を実現した三和ペイントの取り組み

三和ペイント株式会社は、大阪に本社を構え全国20拠点で200名以上の従業員を擁する企業です。同社では以前から「行動評価」と「成果評価(MBO)」の2軸で社員を評価していましたが、評価者であるマネージャーのスモールゴール設定が適切でなかったことから、成果を出しても評点が伴わなかったり、成果が出ていなくても一定の評点がついたりといった矛盾が生じていました。

 

加えて、すべての意思決定がトップダウンで行われ、現場の声を吸い上げる仕組みが不足していたことも組織の課題だったといいます。こうした問題を受け、同社は人事評価の本質から見直すことを決断し、成果に繋がる重要プロセスをスモールゴールとして定量化するMBO基軸の評価制度へと刷新しました。

 

導入後は、成果と評価が正しく連動するようになったことで結果にコミットする従業員が増え、業績も向上し始めています。さらに、マネージャー層への権限移譲も進み、組織の自走化に向けた試行錯誤が続いている段階です。

 

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まとめ

この記事の要点をまとめます。

  • 人事管理課題の背景には、労働人口の減少や働き方の多様化があるとされる
  • 人材の定着や公平な評価制度の構築、人事部門のDX化が急務とされている
  • サーベイ活用やシステム導入でデータを可視化し、対応することが重要である
  • 多様な働き方を認めることで、離職率の低下やエンゲージメント向上が期待できる

人事管理課題の解消は組織の持続的な成長に直結するため、経営戦略と連動させて継続的な改善へ取り組んでいきましょう。

人事管理課題に関するよくある質問

課題が多すぎて、何から着手すべきか分かりません

経営目標への影響が大きく、かつ自社でコントロールしやすい課題から着手する方法が一般的とされます。たとえば採用市場の動向は自社では変えられませんが、評価基準の明文化や面談の運用ルールは自社の判断で着手できます。まずは「影響度」と「着手のしやすさ」の2軸で整理してみると、優先順位が見えやすくなります。

人事管理と人事戦略は何が違うのですか?

人事管理は、採用・労務・給与・評価といった仕組みを適切に運用していく実務面を指すことが多いとされます。一方で人事戦略は、経営目標を達成するために、どのような人材をどう配置し育てるかを描く上流の設計にあたります。両者は対立するものではなく、戦略があってはじめて管理の優先順位が定まる関係と整理できます。

評価項目はいくつ設定するのが適切ですか?

明確な正解はありませんが、項目が5つを大きく超える場合は一度整理を検討したほうがよいという考え方があります。項目が多いほど1項目あたりの比重が小さくなり、何を優先すべきかが従業員に伝わりにくくなるためです。運用する評価者の負担も増えるため、絞り込みの視点は持っておきたいところです。

 

一方で、管理したい指標やタスクは評価項目の枠に収まりきらないことがほとんどです。その場合は評価項目そのものを増やすのではなく、別途タスク管理シートを作成し、そのシートのタスク管理画面(遂行状況)を1つの評価項目として設定する方法がベターとされます。個別のタスクを評価項目として並べる必要がなくなるため、項目数を抑えたまま管理できる範囲を広げやすくなります。

 

行動面についても同じ考え方が使えます。行動評価基準表を作成したうえで各項目を4段階で採点し、その合計点数を評価項目に入れ込む形にすると、複数の行動観点を評価項目を増やさずに管理できます。評価者は基準表に沿って採点するだけで済むため、評価者間の目線もそろえやすくなると考えられます。

サーベイを実施しても、本音が集まらない気がします

回答が処遇に影響するのではないかという懸念があると、率直な回答は集まりにくい傾向があります。集計単位を部門ごとにとどめて個人が特定されない設計にする、回答の使い道を事前に説明するといった配慮が有効とされます。あわせて、前回の結果を受けて何を改善したのかを共有すると、回答の質が上がりやすくなります。

中小企業でも人事管理システムを導入する意味はありますか?

従業員数が少ない段階でも、情報が個人のファイルに散在している状態であれば、一元管理による効果は期待できます。ただし、運用ルールが定まっていないままシステムだけを導入すると、入力作業だけが増えてしまうこともあるという指摘があります。まずは管理したい項目と更新の担当者を決めたうえで、必要な機能に絞って検討するとよいでしょう。

 

 



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